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NPO法人 練馬家族会 :: 区議会第6委員会 傍聴報告
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■ 区議会第6委員会 傍聴報告

2004年8月19日(木)
「心身障害者福祉施策の改善について」

昨年度、当会より区議会へ、「身体・知的の2障害にある福祉手当やその他の福祉サービスが、精神障害者には未だ施されていないので、早期に実施して欲しい」という内容の陳情を行いましたが、昨年度中に結論が出ず、今年度、新しい委員会で継続審議されています。
委員会前日に当案件が審議されるという連絡があり、当会より2名が急遽、傍聴席に加わりました。
委員会は、10人の委員中、出席は8名で、2名の欠席がありました。
先ず、障害が最も重い人を例に挙げながら、現状についての説明があり、次の3点が報告されました。

福祉手当
身体・知的は¥15,500支給。精神はゼロ。
福祉タクシー
身体・知的は¥3,500支給。精神はゼロ。
JR、民営バス
身体・知的は事業者が半額負担。精神は無し。

「格差があることをどう認識しているか?」との質問には、差別があってはいけない、という明確な答弁は無く、格差是正には不十分だという答えに留まりました。

また、他にも次のような報告がありました。
施策は23区は同じである
都に対して改善の要求はしていない
トータルの財源の中で考えているので、精神は地域で生活することを重視して、地域支援センターきららを作った

「JR・民営バスなどは、事業者と直接話しを進められるのではないか?」という質問には、「検討する」との回答がありました。

平成5年に3障害を平等に扱うように法律が定められましたが、現状ではなんら進展が見られません。また、区は現金支給を見直すことを考えている、との発言もありました。
格差を是正するよう、引き続き区に働きかけていくことが大切です。

(編集部 木下)

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