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■ 平成16年 11月度定例会 報告2004年11月27日(土)13:30〜17:00 今年度から、父親も参加しやすい土曜日に開催する定例会の第2回目は、男性9人の出席がありました。 14時より、当事者の性別と病歴を含めての自己紹介で、ウォーミングアップをしてもらいました。 A 病歴25年になる息子です。 自己紹介後、フリートークになりました。先ず、お父さんからの発言です。 「退職前までは、子供の病気を認めず、妻に任せっきりだったが、第1回目のお父さん会に参加した際に、NPO立ち上げの手伝いを進められました。いろいろと勉強しているうちに、心の病気は誰もがなる可能性があることも知り、社会にこの病気のことを知ってもらう必要性を痛感しています。」 「NPO立ち上げをきっかけに、家族会は変わりました。運営を皆でやり、事務所にも気軽に足を運んでほしいと思っています。」 「今まで、子供のことは妻に任せっきりだったが、なにかをすることで、それの償いをしていきたいと思っています。」 「ハートピアきつれ川で行われた、高森先生のSST講座に参加したことで、当事者との接し方が変わりました。互いに心を開いて、話し合える時間を持てるようにしています。」 8年ぶりに参加されたTさんから話をしていただきました。 医療につながらず、薬は家族が取りに行き、水薬を本人の承諾無しに飲ませている状態です。どうしたらこの悪循環を立ち切ることができるでしょうか? 会員からたくさんのアドバイスがありましたので、印象に残った言葉を紹介致しましょう。 「病気を治したいと思ったならば、家族が一丸となって、当事者と向き合っていく姿勢が大切です。また、大人になった娘や息子でも、スキンシップをすることで、自分が家族から大切にされていることを知るかもしれません、逃げ腰にならず、真剣に当事者のことを考えてください。」 終了予定の4時半になっても話は尽きませんでしたが、結論は出なくても、解決の糸口は見つかったかも、と期待できるような、有意義な定例会になりました。 |